こんにちは。
当サイト管理人のAsterismです。
当サイトを作るため、独自ドメイン名の取得を行いました。
前回は、ドメイン名についてお話ししましたので、今回は取得方法についてをお話しします。
独自ドメイン名の取得方法
独自ドメイン名の取得は簡単に行えます。
共用サーバーの機能比較でお話しした、
- お名前.com
- さくらインターネット
- エックスサーバー
のほかに、
- ムームードメイン
- バリュードメイン
などのドメイン取得サービスを利用すれば取得できます。
私はお名前.comを利用して独自ドメインを取得しました。
手続きに関しては業者によって異なり、また簡単に手続きができますので、ここでは割愛させていただきます。
ただし、取得に制限があるドメイン名もあります。例を挙げると、
「.co.jp」は、法人登記をされている会社のみ、
「.ne.jp」は、日本国内でネットワーク関係のサービスを提供をしている個人または法人
「.gov」はアメリカ合衆国の政府、行政機関しか取得できません
「.jp」の取得は日本国内に住んでいる、所属している個人、法人、団体という制限があります。
同じように「.us」(アメリカ合衆国)、「.cn」(中華人民共和国)等にも同じような制限があります。
(例外に.to(トンガ王国)のように、外国に住んでいても取得できるドメインもあります。)
独自ドメイン名取得のついての注意事項
独自ドメイン名取得を行う際に注意しておきたい点を述べたいと思います。
- 登録者の情報が公開される(Whois情報)
- ドメイン名には期限があり登録更新する必要がある
- 他者が持つの商標と同じ、もしくは酷似している場合、無効となることがある
まず最初に「登録者の情報が公開される(Whois情報)」ですが、
ドメイン名の登録者はWhoisというサービスでだれでも参照できるようになっています。
これは、ドメイン名の登録する際に義務付けられているため、拒否できません。
しかし、個人情報が世界中に公開されるということは個人情報保護上問題があります。
そのため、Whois情報代理公開サービスというドメイン登録業者の情報を代わりに公開するサービスを行っている業者もあります。
それを利用すれば、ドメイン名取得により個人情報が公開されることはありません。
自分の個人情報を公開したくない人はこれを絶対に忘れないようにしてください。
次に「ドメイン名には期限があり登録更新する必要がある」ですが、
登録したドメイン名には有効期限があり、期限内にドメインの更新を行わないと
45日間の猶予後、無効になり、誰でも登録できるようになってしまいます。
つまりドメイン名は登録者の所有物ではなく登録者が借りているものなのです。
最後に、「他者が持つ商標と同じ、もしくは酷似している場合、無効となることがある」ですが、
JPNICという日本国内で.jpドメインの割り当てや、IPアドレスを割り当てている社団法人によるドメイン紛争処理方針という方針があり、
ドメイン名紛争処理方針とは、 不正の目的によるドメイン名の登録・使用(例えば、 ドメイン名を先取りして、 商標権を持つ人に対して高額で転売しようとする行為など)があった場合に、 権利者からの申立に基づいてそのドメイン名の取消または移転を実現するためのしくみです。
とあります。
ドメイン名取得がいくら早いもの勝ちであろうと、不正は許されないということです。
独自ドメイン名取得の利点、欠点
最後に 独自ドメイン名取得の利点、欠点についてお話しいたします。
まずは独自ドメイン名取得の利点を挙げてみます。
- サーバー移転を行ってもWebサイトのアドレス(URL)が変わらない
- 自分で好きな名前のアドレスにできて、他人に覚えてもらいやすい
- 好きなだけサブドメイン、メールアドレスを追加できる
「サーバー移転を行ってもWebサイトのアドレス(URL)が変わらない」という利点はとても大きいですね。
レンタルサーバー業者が用意しているサブドメインなどの場合、サーバーの移転するとURLが変わってしまいます。
しかし、独自ドメイン名を取得していると、サーバーの移転でIPアドレス(前回の記事でお話ししました)自体は変わりますが、
独自ドメイン名に関連付けてるIPアドレスを新しいサーバーのものに変えればURLは変わりません。
次に欠点ですが、
- 維持費がかかる
- 登録、更新の手続きが必要
でしょうか。
維持費といっても.netなら年間1,000円ぐらいですし、登録や更新の手続きはわりと簡単にできるので、あまり意識しないでもよいですね。