共用サーバーの機能比較

 こんにちは。
当サイト管理人のAsterismです。

 今回は私が共用サーバーをレンタルするにあたって比較した
レンタルサーバー業者についてをお話ししたいと思います。

なお、私が比較した共用サーバーは、

  • お名前.com
  • ロリポップ!
  • さくらインターネット
  • エックスサーバー

ですので、この4つのサービスを比較していきます。

共用サーバーレンタルサービス概要

まずは、上記4社のサービスの概要を見てみましょう。
なお、以下は2014/9/17現在の情報です。

お名前.com

  • 業者名:GMOインターネット株式会社(東証一部上場企業)
  • 最安プラン:月額1,300円+初期費用1,800円
  • .com 登録 600円 更新 920円(税抜)
  • .net 登録 760円 更新 920円(税抜)
  • ※株主優待が使用可能(半年で5000円分)
  • ※2014/9/17現在初期費用無料

ロリポップ!

  • 業者名:GMOペパボ株式会社(東証JASDAQ上場企業)
  • 最安プラン:月額100円(税抜)(10GB) +初期費用1,500(税抜)
  • ※独自ドメイン取得サービスは行っていない模様
  • ※利用実績130万超
  • ※2014/9/17現在初期費用半額

さくらインターネット

  • 業者名:さくらインターネット株式会社(東証マザーズ上場企業)
  • 最安プラン:年額1,543円(税込)(月額換算(税込)129円)+初期費用1,029円(税込)
  • .com 登録 1,715円 更新 1,715円(税抜)
  • .net 登録 1,715円 更新 1,715円(税抜)
  • ※利用件数34万件超

エックスサーバー

  • 業者名:エックスサーバー株式会社
  • 最安プラン:月額1,200円(税抜)(3か月契約の場合)+初期費用3,000円(税抜)
  • .com 登録 1,500円 更新 1,500円(税抜)
  • .net 登録 1,500円 更新 1,500円(税抜)
  • ※申し込み件数13万超

共用サーバーレンタルサービス詳細

次に、サービス詳細をリストアップしていきます。
PHP等各機能に関しての注意点や簡単な説明は、次節で行います。
なお、以下は2014/9/17現在の情報です。

○:可 ×:不可 △:オプションサービス

お名前.com
プラン 月額 容量 PHP MySQL Perl SSI .htaccess 共有SSL 独自SSL
SD-11 1,300円(税抜) 200GB 30個
SD-12 2,600円(税抜) 400GB 無制限
ロリポップ!
プラン 月額 容量 PHP MySQL Perl SSI .htaccess 共有SSL 独自SSL
コロリポプラン 100円(税抜) 10GB × × ×
ロリポプラン 250円(税抜) 50GB 1個
チカッパプラン 500円(税抜) 120GB 30個
さくらインターネット
プラン 月額 容量 PHP MySQL Perl SSI .htaccess 共有SSL 独自SSL
ライト 129円(税込)※1 10GB × × ×
スタンダード 515円(税込) 100GB 20個 ×
プレミアム 1,543円(税込) 200GB 50個 ×
ビジネス 2,571円(税込) 300GB 100個
ビジネスプロ 4,628円(税込) 500GB 200個

※1 年額1,543円の月額換算

エックスサーバー
プラン 月額 容量 PHP MySQL Perl SSI .htaccess 共有SSL 独自SSL
X10 1,200円(税抜)※2 200GB 30個
X20 2,400円(税抜)※2 300GB 50個
X30 4,800円(税抜)※2 400GB 50個

※2 3か月契約の場合の月額換算

注意点、簡単な説明

注意点

WordPressやMediaWiki、XOOPS等はPHPで開発されていますが、MySQL等のデータベースにデータを格納しているため、MySQLが利用可能でないプランでは使用することができません。

独自ドメインから共有SSLを使用する場合、さまざまな制限があります(独自ドメインで使用できない、セキュリティ認証の警告が表示される等)。
これは、共有SSLサーバ証明書のドメイン名と独自ドメイン名が異なるため、このような制限がなされてしまうわけです。

解決策は、共有SSLサーバ証明書のドメイン名を使用することです。
たとえば、お名前.comならば「https://v.rentalserver.jp/******/」
さくらインターネットならば「https://******.sakura.ne.jp/」
エックスサーバーならば「https://******.ssl-xserver.jp」(******はドメイン名、ユーザー名等)になります。

独自ドメインでSSLを使用する場合、独自SSLの導入を検討したほうが良いでしょう。
なお、暗号化は共有SSLでも行われているため、自分や知人等がSSLを使用する場合は共有SSLで十分です。

簡単な説明

PHP:
HTML文書をプログラムで生成し、Webアプリケーションを作りあげることを目的として使用されるプログラミング言語と、その実行環境のこと。
MySQL:
オープンソースで開発されているデータベースで、Webアプリケーションのデータ格納用等に利用されている。
Perl:
主にCGI(ウェブサーバー上でプログラムを動作させる仕組み)として使用されるプログラミング言語、実行環境で、アクセスカウンタや掲示板などに利用されている。
SSI:
Webサーバー側のコマンドやCGI等を実行した結果をHTML文書内に表示させる機能。最終更新日時表示やテキスト形式アクセスカウンタなどに利用されている。
.htaccess:
Webサーバー側の動作を制御するためのファイル。CGIやSSIの制御や、アクセス制限等に利用されている。
SSL:
インターネット上などでのデータ通信を暗号化、証明書を利用しての認証、データ改ざん検出を行う機能(プロトコル)。インターネット上は盗聴、なりすましが簡単にできるような環境なため、個人情報等の重要なデータをやり取りする場合に必須です。
共有、独自SSL:
共有SSLは、SSL証明書をレンタルサーバー業者が用意したものを利用します。それに対し、独自SSLは独自名義の証明書を利用します。

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