こんにちは。
当サイト管理人のAsterismです。
前々回と前回は、「Google Chrome」「Firefox」の説明とインストール方法を説明を行いました。
今回は「Safari」についての説明と、Windowsでのインストール方法について説明します。
なお、Windows版Safariは2012年5月9日に最新版が公開されて以降、更新されていません。
ですので、使用するには注意が必要ですのでこれについても説明します。
Safariについて
Safari(サファリ)とは、Appleが開発しているウェブブラウザです。
Safariは主にOS Xとモバイル端末用OSのiOS(iPadやiPhone)に標準ウェブブラウザとして搭載されています。(Linux版やAndroid版は2014年9月25日時点では存在しない)
Windows版Safariの使用上の注意
Windows版Safariの最新版は2012年5月9日で、これ以降更新されていません。
バージョン6.0.1以前のSafariには深刻なセキュリティホールが存在することがJVNの「Safari においてリモートからローカルファイルを読み取り可能な脆弱性
」によって明らかになっています。
Apple が提供する Safari には、リモートからローカルファイルを読み取り可能な脆弱性が存在します。
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Masahiro YAMADA 氏
Windows版Safariの最新バージョンは2014年9月25日時点では5.1.7ですのでこの脆弱性が存在することになります。
JVNは対策としてWindows版Safariのユーザは使用を停止するよう呼びかけられています。
ですので、Windows版Safariをインストールしても、制作したウェブサイトやウェブアプリ等の動作確認をする以外には使用しないようにしてください。
なお、OS XとiOSのSafariについては最新版にアップデートされている場合、このセキュリティホールに関しては問題はありません。
Safariのダウンロード
Safariは以下のサイトからダウンロードできます。
http://support.apple.com/kb/dl1531?viewlocale=ja_JP
「Download」と書かれたボタンをクリックします。するとダウンロードが開始されます。
このまま「実行(R)」ボタンをクリックしてインストールを開始しましょう。
Safariのインストール
Safariのインストール方法の説明です。
インストールを開始すると、以下のウインドウが表示されます。このまま、「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
使用許諾契約画面です。使用許諾契約に同意します(A)を選択し、「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
インストールオプション選択画面です。ここでは、必ずSafariをすべてのユーザーの既定のブラウザにするのチェックを外してください。Bonjour for Windowsも必要ないのでチェックを外し、「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
インストール先フォルダ選択画面です。このままでよいので「インストール(I)」ボタンをクリックします。
すると、下のような 「次のプログラムにこのコンピューターへの変更を許可しますか?」という画面が出てくる場合があります。
その場合は、「はい(Y)」ボタンをクリックするとインストールを続行できます。
インストールが完了するとこの画面が表示されます。このまま「終了(F)」ボタンをクリックするとインストールが終了します。
インストールが終了すると、Safariが立ち上がり、Appleのホームページが表示されます。
ちょうどiPhone6が発売されたころですので大きく掲載されています!
なお、Safariを立ち上げると次のようなウィンドウが出てきますが、
デフォルトブラウザにはしないので、この確認を常に行う。チェックを外して「いいえ」ボタンをクリックします。
では、ためしに当サイトhttp://blog.thinkreatesoft.net/を表示させてみましょう。
上部にあるアドレスバーに「http://blog.thinkreatesoft.net/」と入力してEnterキーを押してみましょう。
ちゃんと表示されましたね?
今回までのまとめ
今回までで、「Google Chrome」「Firefox」「Safari」というウェブブラウザの説明とインストール方法を説明してきました。
これらと「Internet Explorer」「Android標準ブラウザ」以外にもウェブブラウザはOpera等たくさんあります。
しかし、すべてのウェブブラウザで制作したウェブサイト、アプリの動作確認を行うのは非現実的です。
ただし、ウェブブラウザによってウェブサイトの見え方が違ったり、動作が異なったりすることも現実です。
また、同じウェブブラウザでもバージョンによって動作が異なったりすることもあり得ます。(HTML5への対応、JavaScriptの動作等)
ですので、最低限、シェアの高いウェブブラウザでの動作確認は行うようするべきですね。
自分で使用するためのブラウザであれば、現在サポートされていて、自分が使いやすいと思ったブラウザを使用するのがよいと思います。
特に理由がない限り、標準搭載のウェブブラウザ(Windowsなら「Internet Explorer」)で十分でしょう。