こんにちは。
当サイト管理人のAsterismです。
当サイトを作るため、独自ドメイン名の取得を行ったので
今回は、ドメイン名について、次回は取得方法についてをお話しします。
ドメイン名とは?
そもそもドメイン名とはなんなのでしょう?
ドメイン名とは簡単にいうと、ホームページアドレス(URL)やメールアドレスに使われている名前で、
Google (http://www.google.com/) であれば、「google.com」がドメイン名、
Yahoo! JAPAN(http://www.yahoo.co.jp/) であれば、「yahoo.co.jp」がドメイン名です。
また、Gmailであれば、ユーザー名@gmail.com の「gmail.com」がドメイン名です。
わかりやすくたとえると、インターネット上での住所のようなものです。
なお、ドメイン(domain)を日本語に直訳すると、領域、範囲、分野という意味になります。
インターネットに接続されているコンピュータには、
IPアドレスと呼ばれるインターネット上の住所のようなものが割り当てられています。
しかし、このIPアドレスは、0.0.0.0~255.255.255.255の範囲の数字で割り当てられ、
人から見ると非常に覚えにくいものです。
そこで、人から見て覚えやすいようにドメイン名が使用されています。
ウェブページを閲覧したり、メールの送受信を行うときには、
このドメイン名は「レジストリ」と呼ばれる登録管理組織に登録されて、使用可能になります。
このドメイン名は世界で一つしかなく、同じドメイン名は存在しません。
ドメイン名の詳細
ドメイン名は一定のルールで名づけられています。
Google (http://www.google.com/) は、「www.」「google」「.com」と分けられ、
Yahoo! JAPAN (http://www.yahoo.co.jp/)は「www.」「yahoo」「.co」「.jp」と分けられます。
「.jp」「.com」等はトップレベルドメインといい、自由に名付けることはできず、たくさんある中からひとつを選択することになります。
また、トップレベルドメインは主に二つに分けられています。
「yahoo.co.jp」の「.jp」は国コードトップレベルドメイン(ccTLD)といい、国別に分けられています。
一方、「google.com」の「.com」や当サイト「thinkreatesoft.net」の「.net」は分野別トップレベルドメイン(gTLD)といい、世界共通になっています。
さらに、「.jp」ドメインは主に二つに分けられています。
汎用jpドメインと呼ばれる「.jp」ドメインと、
属性型jpドメインと呼ばれる「.co.jp」「.ne.jp」「.or.jp」です。
次にドメイン取得の際に「.com」や「.net」「.org」などの分野別トップレベルドメイン、
または汎用jpドメインを選択した場合、ここから前のドメイン名をつけることができます。
Googleの、「google.com」の「google」の部分や
当サイト「blog.thinkreatesoft.net」の「thinkreatesoft」の部分がそうです。
属性型jpドメインと呼ばれるドメインの場合は、ここからさらに、
「.co.jp」「.ne.jp」「.or.jp」などからドメインを選択した後、名づけることになります。
「yahoo.co.jp」の「yahoo」の部分がそうですね。
最後に「www.」に当たる部分はサブドメインと呼ばれ、ドメイン取得者が自由に追加できます。
たとえばYahoo! JAPANでは、
トップページ「http://www.yahoo.co.jp/」の「www.」
ニュース「http://news.yahoo.co.jp/」「news.」
オークション「http://auctions.yahoo.co.jp/」「auctions.」
ファイナンス「http://finance.yahoo.co.jp/」「finance.」
ブログ「http://blogs..yahoo.co.jp/」「blogs.」
などのサブドメインがあります。
当サイトの「http://blog.thinkreatesoft.net/」の「blog.」もサブドメインです。
ドメイン名の制限
さて、独自ドメイン名を取得する際、どのような名前でも取得できるのか?
といえばそうではありません。
まず、ドメイン名は世界で一つしかありませんので、
すでに登録済みのドメイン名は取得できません。
たとえば、「google.com」はGoogleが登録済みですので、
「google.com」は取得できません。
これに関しては早い者勝ち!となっています。
ドメイン名には文字数の制限があり、3文字~63文字となっています。
「z.com」や「ab.com」などは取得できません。
短すぎても長すぎてもダメということですね。
次に、ドメイン名に使用できる文字はアルファベット、数字、ハイフン「a~z,0~9,-」です。
%や$や!などといった記号は使えません。
また、ハイフン「-」は最初と最後の文字には使えません。
「hello!.com」や「1000000$.com」「yatta-.com」などは取得できないということですね。
ただし、一部ドメインでは日本語※(ひらがな、カタカナ、漢字)が使用できます。
「日本語.com」や「にほんご.com」は良いということになります。(すでに登録済みかは別として)
なお、日本語をドメイン名にする場合の文字数制限は、1文字~15文字となります。
※日本語だけではなく、中国語、韓国語、ロシア語、タイ語、アラビア語など様々な言語が使用できます。これらを国際化ドメイン名といいます。
次回は、独自ドメイン名の取得方法についてお話しします。